─ 既存事業とは異なるIoTサービスの企画から開発まで ─
背景・課題
- 既存事業は機械部品の製造が中心だったが、IoTサービス分野 へ進出したいという経営判断。
- 社内にはソフトウェア開発やサービス企画の経験が乏しく、ビジネスモデル構築や仮説検証 がスムーズに進まない状態。
- マインドセットも従来の製造業文化が根強く、新しい働き方やアジャイル開発 への理解が不足していた。
支援内容
- ビジネスモデルキャンバスによる仮説整理IoTサービスの目的、対象顧客、提供価値を明確にし、製造業の強み とサービスが掛け合わされるポイントを可視化。ワークショップ形式で関係部署を巻き込み、全社的な合意形成 を促進。
- 試作(PoC)段階からのPM伴走ソフトウェア開発やクラウド環境に精通したPMをアサインし、開発プロセスと要件管理 をリード。スプリントごとに試作版をリリースし、ユーザーテストや実運用シーンでの検証を実施。定例ミーティングで経営層に進捗を報告し、速やかな意思決定 を行える体制を構築。
- 社内マインドセット変革アジャイル開発やリーン思考の研修を提供。失敗を早期に学びへ変える 文化づくりを支援。部門横断のチームビルディング施策を実施し、業務システム部門や製造現場とも連携 しながら効率的に開発を進行。
成果
- IoTサービスのビジネスモデル仮説 が短期間で具体化し、試作→検証ループを回しながら価値の高い機能 を優先実装できた。
- 従来のウォーターフォール型開発ではなく、アジャイル型開発 に社内が徐々に順応。
- 部署間のサイロが緩和し、新規事業に対するマインドセット が大きく変化。今後も継続的に新サービスを企画・開発する土台が整った。